投資信託の特徴はなに?

投資信託の特徴はなに?「1万円から始められる手軽さが初心者向き」

投資信託の場合、ファンドにもよりますが、最低1万円程度から投資することができます。外貨建て金融商品に投資する手段としては、最も手軽な投資手段のひとつですから、とりあえず何かを始めてみようと考えている人にとっては、ぴったりの金融商品だといえます。

 

「海外」を対象にした投信なら為替差益を狙える

 

日本国内で設定・運用されている投資信託は、基本的に円建てで基準価額が表示されます。基準価額とは、そのファンドの時価を示しており、株式でいう株価のようなものと考えてください。基準価額が円建て表示になるため、「どこが外貨建て金融商品なの?」という意見もあると思います。確かに、日本の株式や債券を組み入れて運用するファンドであれば、その値動きが為替相場に左右されることはありません。

 

しかし、現在、国内で設定・運用されているファンドは、海外の株式や債券を組み入れて運用されているものが主流になっているのです。その代表的なものが、海外の優良な債券を組み入れて運用されている「グローバルーソブリンーオープン(毎月決算型)」でしょう。では、海外の株式・債券を組み入れて運用されるファンドの基準価額が、円建てであるにもかかわらず、為替レートの値動きに左右されるのはなぜなのでしょうか。グロソブを題材として考えてみましょう。

 

まず、グロソブを購入する際は、円で購入代金を支払います。それがファンドに集められ、海外の債券に投資されるわけですが、投資家から集めた円で直接、海外の債券を買うことはできません。そのため、投資先となる債券が米ドル
建てであれば、購入者から集められた円を米ドルに替えたうえで、米ドル建て債券を買い付けることになります。

 

つまリファンドの購入者は円で購入代金を支払うわけですが、ファンドが組入債券を購入する際に、為替取引が行なわれるため、為替レートの値動きがファンドの基準価額に影響してくるというわけです。たとえば、1ドル=80円のときに米ドル建て債券を組み入れた後、1ドル=75円になつたらその時点で5円分の為替差損を被つていますから、それが基準価額に反映されることになります。

投資対象の値上がりも投信のリターンとなる

ただし、海外の債券に投資するファンドの基準価額は、為替レートの値動きだけに左右されるわけではありません。

 

当然のことながら、ファンドに組み入れられている債券の値動きも影響してきます。債券は、金利が上昇すると債券価格が値下がりし、金利が低下すると債券価格が値上がりします。また、償還期限までの期間が長い債券ほど、同じ1%の金利変動でも、債券価格はより大きく動きます(個人に人気の高い投資信託の多くが、債券に投資するタイプなので、こうした債券の値動きの特性は覚えておくことです)。

 

そのため、為替レートが円高へと進み、基準価額に下落圧力がかかったとしても、ファンドに組み入れている債券の金利が低下傾向をたどれば、組入債券の値上がりによって、為替差損分が相殺される形になります。これは、海外の株式市場に投資する投資信託も同様です。円高が進んでも、組入株式が大きく値上がりすれば、為替差損によって被る損失分が相殺され、基準価額の値下がりが最小限に止められる可能性があります。

 

このように海外に投資する投資信託の場合、為替差益に加えて、投資対象のマーケットの値動きも、運用成績に大きな影響を及ぼすのです。したがって、これらの投資信託を購入する場合は、為替レートが円安に向かう可能性があるのかどうかということに加え、投資対象のマーケットが将来、値上がりする可能性があるのかどうかということにも留意しなければなりません。

欧州債務懸念に加えて、世界の景気減速懸念から商品市況が下落しており、FX投資家心理が悪化。米国株の下落影響によってシカゴ日経225先物清算値は8420円となり、大証ナイトセッションで織り込まれているものの、日経平均はこれまでの25日線と75日線とのレンジを割り込むことになる。支持線を下回ることによって、年末高への期待感が徐々に後退することになりそうだ。